肩ごしの恋人 (集英社文庫)/唯川 恵

¥630
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ドラマ化されて気になったので、原作を読んでみました。

直木賞受賞作だそうです。



女を武器にして、男性にはモテるが女性には嫌われる、周りに一人はいそうなタイプのるり子と、女であることを不利だと思い、女性には頼りにされるが男性には強い女と呼ばれる萌。

対照的な二人の女性が主人公です。


読み始めた頃は、

「るり子ってなんて嫌な女なんだ!」「萌かわいそう」「萌がんばれ!」

って感想しか持てなかったのですが、読み進めていくうちに、るり子が不器用だってことに気付いて、そこが可愛らしく思えてきました。

だから今は、萌よりもるり子の方に好感を持っていたり(笑)


るり子の何に対しても全力投球な部分に惹かれました。

恋に、美容に、物欲に・・・・

全て自分の欲のためだから、反感を買いまくるのだけど、その情熱がうらやましい!


自分が幸せになることに一生懸命なるり子。

そんなるり子を信じられないと思いつつ、密かに憧れを持っている萌。

私は萌タイプなんだろうなぁ~


最後の最後、萌に起きた事件は余計な気もするけど、読みあがりスッキリで満足しました。


ただこれは女性のための小説でしょうね。

男性には理解できない内容だと思います(汗)



感染 (小学館文庫)/仙川 環

¥580
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本屋さんでなんとなく衝動買いしました。


医学界を背景としたサスペンスです。


孤独なウイルス研究医の悲しい真実・・・

私が今まで読んだ本の中で、『主人公が救われない』ナンバーワンとなりました(汗)


夫からの愛を感じず、すれ違いの日々

子供はなく、共通の話題は仕事のこと

なぜ夫は自分を選んだのか?


最後に真実が見えるのですが、むしろ真実は闇の中の方が良かったのでは?と思えるほど、救われない内容でした。


そんな訳で、あまり読後感は良くありません。

バイオハザード系(ゲームではなく)が好きな方ならば、楽しめるかもしれません。



探偵ガリレオ (文春文庫)/東野 圭吾

¥540
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友人に紹介され、買ったはいいが手を付けずにいたら、ドラマ化されて有名になっていました(汗)


本作は、刑事と天才学者コンビのサスペンスシリーズ第一段です。

章ごとに事件・謎解き・解決と、普通のサスペンス小説のように揃ってはいますが、他と違う点は、章ごとにストーリー展開が異なる点です。

ある章では事件から始まり、他の章では、犯人心理から始まる・・・といった感じに、展開が決まっていません。

だからこそ、毎章新鮮な気持ちで読み進められました。


また、取り扱っている謎が、大掛かりなトリックではなく、単純・・・というか、それを仕事とする人ならば可能だろうと思われるような内容なので、頭をフル回転させて謎を考える必要はないけれど、化学の授業でも受けたような、少し賢くなった気分になりました。



天才物理学者 湯川学

ドラマから入ってしまったため、私の頭の中では 湯川=福山 でしたが、モデルは実は"佐野史郎"だとか。

イメージできません。。。

本から先に入っていたら、また違った湯川を楽しむことができたんでしょう。残念。



続編である 『予知夢』 『容疑者Xの献身』 も読んでみようと思います。


久々の更新ですが・・・




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しばらくこちらのブログお休みします。


書きたい記事いっぱいあったのだけど、書く時間がとれなくて・・・


頭では何記事も書いたのよ!

だけど、ブログに反映させる時間がなくてね、そのうち私の中で時効を迎えフェードアウト・・・


まだしばらくは時間とれそうにないのでお休みします。




ただ趣味の写真は撮り続けるので、写真のみアップするブログを作りましたキラキラ


http://feelingphoto.blog119.fc2.com/


しばらくは↑メインでポツポツいきマス。

(携帯からも上のアドレスで見れますよ!)



このブログ同様、新ブログも御ひいきにドキドキ







例年並みの気温にもどったとはいえ、相変わらず暑いですなぁ~


こんなに暑い中、朝練をしているスポーツ選手を見かけました。


男女5、6名、同じユニフォームを着た外国人。
きっと、25日から始まる世界陸上の選手だろうなと思いながら通過。

真っ赤なユニフォームにはエチオピア?とか入ってました。


暑い中、練習ご苦労様です。