探偵ガリレオ (文春文庫)/東野 圭吾

¥540
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友人に紹介され、買ったはいいが手を付けずにいたら、ドラマ化されて有名になっていました(汗)


本作は、刑事と天才学者コンビのサスペンスシリーズ第一段です。

章ごとに事件・謎解き・解決と、普通のサスペンス小説のように揃ってはいますが、他と違う点は、章ごとにストーリー展開が異なる点です。

ある章では事件から始まり、他の章では、犯人心理から始まる・・・といった感じに、展開が決まっていません。

だからこそ、毎章新鮮な気持ちで読み進められました。


また、取り扱っている謎が、大掛かりなトリックではなく、単純・・・というか、それを仕事とする人ならば可能だろうと思われるような内容なので、頭をフル回転させて謎を考える必要はないけれど、化学の授業でも受けたような、少し賢くなった気分になりました。



天才物理学者 湯川学

ドラマから入ってしまったため、私の頭の中では 湯川=福山 でしたが、モデルは実は"佐野史郎"だとか。

イメージできません。。。

本から先に入っていたら、また違った湯川を楽しむことができたんでしょう。残念。



続編である 『予知夢』 『容疑者Xの献身』 も読んでみようと思います。